
データ復旧サービスをはじめて利用される方へ
多くの方はパソコンやインターネットを利用できるものの、データ復旧に関する専門的な知識は持っていないことが一般的です。そこで、データ復旧を検討している方向けに、基本的な情報から専門用語までわかりやすく説明いたします。
データ復旧とは
失われたデータ
データ復旧とは、パソコンやスマートフォン、外付けHDDなどの記憶媒体から失われたデータを復元することです。失われたデータとは、削除、フォーマット、破損、ウイルス感染、水没、落下などの事故によって消失したデータを指します。
データ復旧の方法
データ復旧には、自己復旧や専門家による復旧などの方法があります。自己復旧は、削除したファイルをゴミ箱から復元するなど、簡単な復旧作業に該当します。一方、専門家による復旧は、高度な技術や機器が必要となる場合でデータ復旧専門業者に依頼することが一般的です。
データ復旧の費用
データ復旧の費用は、媒体や失われたデータの状況によって異なります。無料ツールなどを使った自己復旧は無料で行える場合もありますが、専門家による復旧には数万円から数十万円の費用がかかることがあります。保険に加入している場合、一部の費用がカバーされることがありますので、保険会社に相談することも一つの方法です。
データ復旧の前に
バックアップやクラウドを確認しましょう
自己復旧作業や業者依頼前に念のためバックアップやクラウドサービスに失ったデータが無いか確認することをおすすめします。確認に時間がかかるかもしれませんが、思わぬところにデータが残っていたり、作業途中のデータがあったりすることがあります。
データ復旧会社の選び方
データ復旧専門業者を選ぶ際には、事前に業者の信頼性や実績を確認することが大切です。
- 実績や口コミを確認する データ復旧専門業者の実績や口コミを確認することで、信頼性を判断することができます。また、同じような状況で復旧に成功した方の体験談があれば、参考になる情報を得ることもできます。
- 料金や規約を確認する 復旧作業の種類や難易度によって料金や作業が異なります。依頼前の見積はもちろんですが、作業規約なども同時に確認しておくことをお勧めします。
- 納品について確認する データの納品方法も、依頼時の重要な判断基準となります。例えば、納品前にデータの目視確認ができるかどうか、求めていたデータがなかった場合や作業期間が延びた場合はキャンセルが可能かどうか、そして預けたメディアの返却ができるかどうかなど、気になる点を事前に確認しておくことをおすすめします。
項目 | 確認事項 |
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・復旧データの確認 | 納品前にデータを目視で確認できるか? リモート(遠隔地)からもデータの確認はできるか? |
・希望データがない ・データが破損 | キャンセルや他の対応策はあるか? |
・作業期間の遅延 | キャンセルすることはできるか? 遅れた場合、追加の費用はかかるか? |
・預けた記録媒体の取り扱い | 作業後、記録媒体(HDDやSDカードなど)は返してもらえるか? |
・持ち込み、送付、引取 | 記録媒体を送る際の手順や方法は? 自宅やオフィスへの訪問対応は可能か? |
まとめ
データ復旧には、自分で行う方法と専門家に依頼する方法がありますが、それぞれに費用や手順が異なります。無料のツールや体験版を使ってデータを回復することもできますが、操作方法の習得に時間がかかることや機能制限があるため、必ずしもおすすめできません。一方で、専門家に依頼する方法では、損傷の程度に応じた専用のツールや設備が整っており、依頼者の負担をできるだけ少なくしている業者もあります。信頼性の高いデータ復旧専門業者を選ぶことで、安心して復旧作業をお任せできます。データ復旧を検討されている方は、ぜひこの情報を参考にしてください。

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