GitLabの悪用脆弱性、原因はRubyの正規表現エンジンと判明

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ソースコード管理プラットフォーム「GitLab」に深刻な脆弱性「CVE-2026-97229」などが見つかった問題で、依存関係にあるプログラミング言語「Ruby」に起因することが判明しました。「Ruby」の利用環境も影響を受けるおそれがあり、注意が必要となっています。
GitLabで修正された4件の脆弱性
GitLabでは現地時間2026年10月8日、CI/CD設定に含まれる正規表現の処理に起因する整数オーバーフローの脆弱性として「CVE-2026-97229」を修正しました。「CVSSv3.1」のベーススコアは最高値となる「10.0」と評価されており、その後悪用も確認されています。
同脆弱性は、依存するプログラミング言語「Ruby」に起因する問題であることがわかりました。Ruby開発チームでは現地時間2026年10月23日にアドバイザリを公開しています。
根本原因はRubyの正規表現エンジン「Onigmo」
「GitLab」より公開された脆弱性4件は、いずれも「Ruby」の正規表現エンジン「Onigmo」に存在する不具合が根本原因だといいます。具体的には「CVE-2026-97229」のほか、正規表現の解析処理でメモリの二重解放が生じる「CVE-2026-89078」、コンパイル時の整数オーバーフローに起因する「CVE-2026-93577」「CVE-2026-110264」の4件です。
利用環境への影響範囲が論点
今回の発表では、GitLabの修正にとどまらず、依存先であるRuby側にも根本原因があることが示されています。Rubyを利用する環境も影響を受けるおそれがあるとされ、GitLab以外の利用者にとっても対応の要否を検討する材料になります。GitLabからは修正版「19.4.2」「19.3.5」「19.2.8」が公開されており、Ruby開発チームのアドバイザリとあわせて内容を確認することが求められます。
出典元:「GitLab」の悪用脆弱性、原因は「Ruby」 - 修正版が公開(公開日:2026-10-30T02:01:40.000Z)